ハローワーク使われない?
最近のデータによると、ハローワーク経由での就職件数が減少していることが明らかになっています。2024年には、ハローワークを通じた採用率が11.6%と過去最低を記録し、求人の約9割がマッチングしない状況です。この背景には、企業と求職者の間のミスマッチが広がっていることや、民間の人材サービスの利用が増加していることが挙げられます。
ハローワークの現状
ハローワークを通じた就職件数は、2004年から2013年頃までは安定していましたが、その後は減少傾向にあり、2023年には7.6万件にまで落ち込みました。特に、正規社員の就職件数は50.5%も減少しています。また紹介件数も急速に減少しており、2009年のピーク時から2023年には73%減少しています。
またハローワークの利用者数は年々減少しており、特に若年層の利用が少なくなっています。2023年には、求職者の入職経路別割合において、ハローワークの比率が26.7%から15.1%に低下しました。これは、インターネットを利用した求人媒体や民間の転職サービスが普及したためです。いっそのこと民間に委託とかしたら?と言う声も聞こえてきそうですがそれはそれで問題が起きそうな気もします。現にハローワークの特に窓口職員なんかは非正規雇用が多いという話も耳にしますし。
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カラ求人&偽求人
一方で求人の必要が無いのに求人を出し続ける企業(ハローワーク担当に泣きつかれる事もあるらしい)や偽求人もいまだに多いです。求人票と実際の労働条件が違うのはいいほうでいざ入社したらブラッグ企業だったというケースも珍しくないです。これではハローワークの信用なんか無くなって当然です。雇用保険受給のため仕方なくハローワークで求職という体裁を取っている方も多いと聞きます。(月1回は行かないと雇用保険が受給できないため)
最近は
民間の求人サービスをはじめ隙間時間を有効活用できる求人サービス(例:タイミーなど)や別業種から求人サービスに参入するケースも出てきています。利用される方も増えています。
「働き方改革」で賃金は下がり物価は上がり社会保険料やら税金も上がり副業で隙間時間も労働しないといけないという本末転倒状態です。政治屋や上級国民たちはそんなの知ったこっちゃないでしょうが。(あ、選挙には期日前でもいいので必ず投票しましょう!)
ちなみにハケン屋は減少傾向です。(そもそもが多すぎる)あくまで個人的な意見ですがハケン屋はいらないと思っています。彼らは「中抜き」することで従業員の労働力を買い上げて使え無くなれば捨てる事しか考えていませんので。
おことわり
上記の記事はあくまでも執筆者個人の見解や感想であり特定の地域や企業などを
批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わって
いる可能性もありますので最新の情報に関しましてはお手数ですがお客さまご自身で
ご確認をお願いします。
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