「現社長は2004年、現会社の前身の会社に中途採用された。同社が2008年に倒産後、投資会社と後継会社を設立。自ら手を上げ社長に就任し、2010年に現在の商号に変更すると、2017年に東証一部上場しました。今年(2020年)8月時点で同社株を18.21%保有しております」(元社員)
音声データによれば、2018年9月4日に役員に対して次のように発言している。
「お前、預貯金いくらあるんや?全部出さんかい。それとも何か?一回俺がくれてやった金、ポケット入ったらもうお前のもんか?俺が食わしとるん違うんか? なら返さんかい」
同年9月5日には、地方の支店長に対して、「おいコラ! お前ぶち殺すぞ、コラ!」と罵倒した後、「顧客管理いけんのか! 口もきけんのか、コラ! それこそ集金しかできへんってか? コノヤロー。だから街金くずれ言われるんだろうが」「ポンコツがそもそもアポなんか取れんのかい」と発言。
さらに、苛烈な罵声を浴びせられたのは、今年6月末まで同社の営業部門のトップとして取締役を務めていた50代のA氏だ。「宮地社長が社員に暴言を吐くのは日常茶飯事でした」と語るA氏は、今年6月22日に退職届を提出したとA氏が語る。他にも音声データには社長の罵詈雑言的発言などが入っていた。(以下略)
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率直な感想
言いぐさ悪いですが街金とかサラ金、または893番か反社勢力の成り上がりと言われても仕方ないわけで。。。(実際その手の業種から業態転換した会社もあると聞きます)世間一般では家賃保証会社のイメージが下がるとは思います。
案の定このニュースが流れた翌日のこの会社の株価がだだ下がりしたようです。すべての保証会社がそうとは限らないでしょうし、一般利用者である私たちに直接的な影響はあまりなさそうにも思えますが(特に現在保証会社を利用しているお客様)あまりいい気はしないです。
廃業した会社も
コロナウィルスの影響かはわかりませんがとある保証会社が解散の形で廃業したようです。この業界は参入障壁も低くて前金で保証料集めて(しかも全額借主負担)家主側はまったく損しないという。ネット上であげくの果てには「家賃滞納取り立て会社」に呼称替えたら?と皮肉られる始末。質の悪い業者はいずれは自然に淘汰されていくのでしょうが。。。
個人的には廃業した会社と保証契約していた場合保証料は返してもらえるのか気になるところではあります。(まあ返してくれない気が)家賃保証業界全体も含めて今後の動向を注視したいと思います。
出典:文春オンライン(https://bunshun.jp/articles/-/41931)