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大都市に引っ越してから仕事探そうとしたけど

地方都市から政令指定都市へ引っ越し

北海道在住者です。旭川から札幌へ引っ越す際、夫婦二人でゆっくりと暮らせる場所で暮らしたいと考えて色々な場所を回りました。最終的に自然がたくさんある南区に引っ越そうと考え、地下鉄南北線澄川駅近くの大手不動産屋さんに仲介をお願いしました。

店長さんが担当になってくれたので、お部屋探し自体はかなりスムーズにいきました。物件の条件としては最低1LDK以上という話をしていたので、希望条件を基に澄川近辺の物件を念入りに探してくれました。

当時、札幌に物件探しのために滞在できる時間が2日間とかなり短く、その中で早めに物件を決める必要性がありました。そのため店長さんの迅速な対応はありがたく、何としても決めて帰ろうと思っていました。

いくつかの物件にお邪魔したあと、澄川駅から歩いて6分のところに理想的な物件がありました。2階建ての1階部分で窓は東南向き。階段が急なのがネックで、治安を考えると2階の方が良いとは思いましたが、店長さんに確認したところ治安も比較的良い地域だったため、1階建てという条件はハンデではありませんでした。ダイニングリビングには備え付けのテーブルが付いており、モニターホンはカメラ付きで、寝室のスペースも広く理想的でした。

いい条件の部屋はあったけど

こうして私たち夫婦の条件に合致する物件が無事見つかったため、店長さんからオーナーさんに交渉してもらいました。「すぐ決まりますよ」とのお返事に期待して、待合スペースでコーヒーを飲みながら待っていたのですが、なかなか回答がありません。30分ほど経ったでしょうか。店長さんが真っ赤な顔をして待合室に入ってきました。「申し訳ございません。オーナー様からOKが出ませんでした」

私たちの顔が凍り付いたのを察したのか、店長さんはすぐさま事情を話し始めました。私たちは札幌に引っ越してから仕事を探す算段でいました。つまり、契約をする時点では無職だったことになります。

無職は就職では不利になることを知っていましたが、このときまで転居にも不利になることは知りませんでした。店長さんは私たちの保証人に問題が無いことや、最悪保証会社を使うことも提案してくれましたが、オーナー様は首を縦に振ってくれませんでした。

最終的に南区での転居はあきらめて、別の区に引っ越すことになりましたが、店長さんは違う区の物件にもかかわらず一緒に足を運んで調べてくれました。本当に感謝しています。この経験を活かして、今後転居する場合は在職中に行おうと思っています。

おことわり

この記事はあくまで個人の感想であり特定の業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。お部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。

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