急な転勤、部屋探しの余裕がなく
ずいぶん昔のことになります。隣の騒音トラブルに悩まされたことがあります。仕事の関係で、今までに全く縁がなかった地域で生活することになりました。その地域はどちらかというと田舎に属するほうです。市内に某マンモス大学があるため、市内の発展はその大学関係者(学生含む)のためにあるような感じでした。
急な転勤であったこと、物件をゆっくり見て回る時間もなかったために、事前に考えをまとめる・用意をするといったこともなくすぐに部屋を決めてしまいました。しかしそれがとんでもないことにつながってしまうのでした・・・
私が借りたマンションは見た目は綺麗で洒落たかんじの建物でした。しかし良かったのは見かけだけ、実際は鉄骨造とされる建物だったのです。これは部屋を遮る壁がコンクリでないため、他の居住者の生活音が良く聞こえる可能性が高いものです。しかしこれまでにそういった騒音トラブルを経験したことがなかったため、深く考えませんでした。
騒音出しまくりの大学生
そしてただでさえ音がよく聞こえる物件であったのに、よりによって隣の住人がかなりの騒音をたてる人物だったのです。引越しを終えた初日のことです。夕方くらいになると、例の隣の人が戻ってきました。この人物、良く言えば大らか、悪く言えばおおざっぱな人物なのでしょう。扉の開け閉めが豪快です。玄関の扉を閉める時「バァーン!」という音、室内を歩くときは「ドンドンドン!」といった具合に大きな音が聞こえてきます。
私は嫌な予感がしました。そしてしばらくして電話?を始めたようで、その声がよく聞こえます。「マァジでぇ!!ぎゃはははは!!」といった具合です。私はその日のうちに「引っ越しに失敗した」と自覚しました。
当然その日だけでなく、毎日がそういった状況でした。知りたくもないのに、お隣さんがどういった人で何をしているのか(壁が薄いから・・)わかってしまいます。どうやら先述の大学に通う学生さんのようです。これは更なる悪夢の幕開けでした。平日ただでさえうるさいのに、頻繁にお友達を呼んで夜通し語り合う(騒ぐといったほうが適切)、ベランダにでて叫ぶ、楽器の演奏と共に歌う、といった具合です。その周辺ではかなりレベルの高い大学とのことですが、学力と人間性は必ずしも伴わないということを実感しました・・・
流石に苦情を伝えるが
学生さんだから、ハメを外してしまいがちなのは理解できます。しかしほぼ毎日のように騒がれると気が変になってしまいそうになります。ある日、流石に我慢できずに苦情を直接伝えました。出てきたのは一見真面目そうな青年でした。迷惑している旨を伝えると「すいませーん」と笑顔で受け答え。「あれ、もしかして気づいていなかっただけ?」と思っていると、数分後に大勢の声で「イエーイ!!」の叫び声・・・私は泣いてしまいました。
これまでに騒音トラブルなんて些細なこと、気にしすぎ、などと思っていました。しかしいざ体験してみると、正直冷静ではいられません。常にイライラするようになるし、○意を覚えたりもしました。おそらく集合住宅で暮らしたことのない、初めての一人暮らしで浮かれていたのでしょう・・・毎日浮かれるのもどうかと思いますが。
その後、管理会社に苦情を言っても改善されず(大家自身も「まあ大目に・・・」みたいなことを言っていた)、私も何度か苦情を伝えてもダメ。私はといえば、室内にいる時は耳栓をする生活を余議なくされました・・・まあ負けたみたいですが、嫌いな人間の声を聞かなくて済むようになったので、ストレスは軽減されました。
うp主より補足
言いぐさ悪いんですが30年くらい前と現在とで大学の質やそこに通う学生の質が大きく変わっている気がするのはうp主だけ?なにせ30年前と現在で某一流大学の入学定員は変わってないのだとか。受験生の数は現在のほうが少ないのでまず難関大学への入りやすさが違うようです。(それでもうp主にはついていけないほど難しいのは変わらないが)大学自体も作りすぎ?というくらい増えて地方なんか定員割れの大学もザラにあります。このサイトは大学を語るサイトではありませんのでこのくらいにしておきます。
なおこの記事はあくまで個人の感想であり特定の団体や個人などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。お部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
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