お部屋サーチ

一人暮らしをウン十年しているうp主が賃貸物件のいろいろなことを研究しています。

体験談 記事 通勤通学

腰を痛めて電車で席を譲られる

ぎっくり腰はつらい

現在週に二日ほどパートタイムで働いている主婦です。仕事に出かける時には必ず電車を利用しています。乗車時間はわずかに15分程度なので座れなくても十分我慢できる範囲です。ですがやはり50代にもなってくるとちょっと足腰が弱ってきており、時々膝などが痛くなったりすることもあるので油断はできないと思っています。

そんなある日、出勤前にふとした瞬間、軽いぎっくり腰を起こしてしまいゆっくり歩くしかない状態になってしまいました。それでも仕事に穴を開けるわけにはいかないので、いつもよりも1時間半ぐらい早く自宅を出て亀のようにノロノロと駅へ向かいました。電車は早めに出たこともあり普段利用時よりも明らかにぎゅうぎゅうすし詰め状態でした。

とりあえず腰を庇う為に入り口から離れた車両の端っこの方に立っていました。電車が少し揺れるたびにプチぎっくり腰に電気が走ったように痛みがあり、そのたびに自然に顔を歪めるという感じでした。

チンピラ風の人に席を譲ってもらう

2駅ぐらい過ぎた時に目の前に座っていた茶髪でサングラスをかけた男性が、なんと私に座ってくださいと席を譲ってくれたのです。見た目は本当にこういっちゃなんですが、まさにチンピラ風貌だったので最初ちらっと見た時に、他の場所に移ろうかと思ったぐらいでした。でも腰が痛いのに混雑している車内を移動することもできず仕方なく彼と視線を合わせないようにずっと目をそらしていました。

そんな彼から思いもかけない席を譲ろうとしてくれる親切な言葉を耳にした時に私は本当に人を見た目で判断した自分を心から恥じました。彼はきっと電車が揺れるたびに顔をしかめている私に気づいてとっさに席を譲ってくれたのだと思います。

今回のことで、本当に最近の若い人というのは、自分勝手な人が多いと勝手に思っていましたが、こんな風に思いやりの気持ちをしっかり持っている若者もいるんだなと思ったら世の中、まだまだ捨てたもんじゃないなと本当に嬉しくなりました。その時には、ありがたく座らせてもらいましたがお礼を言おうとしたらさっさとどこかへ行ってしまいました。

自分の親切な行動への照れ隠しだったのかもしれません。おかげでプチぎっくり腰は悪化することなく2日後には、まずまず普通に歩けるようになっていました。この時に会ったあの男性にもう一度会ったら心からお礼を言いたいと思っています。でも時間帯が違うからかあれから2度と同じ電車に乗り合わせることはありません。でもこういう優しい気持ちを持った若者がいるということを知っただけでも私の心はとても暖かくなりました。

スポンサーリンク


-体験談, 記事, 通勤通学

関連記事

スマホを操作する女性

19歳女性の一人暮らし

一人暮らしで初めて家事する 初めての一人暮らしって、常に不安を抱いてしまいますよね。私は高校卒業後新社会人として晴れて一人暮らしを始めましたが、お金の出費の管理や家事などと、不安だらけの状態での一人暮 …

気になる女性が居たが避けられた

都営地下鉄で通勤していたら 毎日都営線を使って通勤しています。この路線はサラリーマンと学生が多く通勤時間帯はとても込み合います。都心から下り方面は座れる確率がかなりあります。以前は車掌さんが居たのです …

NHK住所変更届裏面

郵便局に転居届を出したつもりが

勝手にNHKに変更届? 前にも記事を書いたのですが郵便の転居届を何も知らずに出すと2枚目(このページの2番目の写真です)がNHKへの住所変更届になっていて知らずに出せばNHKも新住所を把握されるシステ …

しつけがなってない大型犬と飼い主

猟犬がいる 隣に住んでいる夫婦が飼っている犬のことで悩んでいます。彼らは、自分達の庭で猟犬を2頭(種類はわかりません)放し飼いにしています。10歳のうちの娘は、通学でその家の前を通らなけらばならないの …

35年前の一人暮らしのお話

誰にも文句言われずのんびり 私は20歳の誕生日の翌週から念願の1人暮らしを始めました。それまでは親と同居していたのですが高校を卒業してから既に仕事もしていて自分1人で生活できる収入もありましたし、なに …