一人にしては荷物多いので
以前、転職に伴い1人暮らししていた東京都23区内から地方への引っ越しをした際の体験談です。東京では1人暮らしでしたが、ベッドやソファー、テレビボード、ローテーブルなど、デザインや素材にこだわって購入したものがいくつかありました。それぞれの家具が1人暮らしにしてはサイズが大きかったのですが、どれも気に入っている物だったので捨てることができませんでした。
なので、引越すことが決まってからはある程度の費用を覚悟しながら準備を進めました。それでも、できるだけ安く引越しをしたかったので、インターネットで一括見積りを依頼し、大手の業者だけではなくてあまり聞いたことがないような業者からも見積りを出してもらいました。業者によって事前の荷物量等の調査は違いがありますが、大手の業者の半額以下の見積りを出してきた業者もありました。
ただ、インターネットで口コミを見ていく中で、無名の業者の酷い対応などの経験談をいくつも読み、怖くなりました。そこで、見積り額が安いほうから3番目の業者に依頼することにしました。電話で対応してくれたコールセンターの女性の対応が良かったのも決め手となりました。
また、引越し日が決まってから、段ボールやガムテープが足りなくなって連絡をすると、すぐに家まで持ってきてくれたのも好印象でした。唯一不安だったのは、当日まで業者が誰も部屋に入ったり実際の荷物量をチェックすることがなく、書面で何が何個という連絡を交わしただけだったことでした。
業者に嫌な反応される
さて、引越し当日、2人の男性が現れました。1人は関西訛りのあるベテラン風の方で、もう1人は大学生のアルバイトといった印象の方でした。部屋に入って荷物を見るなり、ベテラン風の方が「うわっマジかよ」と声を上げました。おそらく、想像よりも家具が大きく、荷物が多かったからだと思います。
ただ、私は見積り依頼の際には家具の数量等は正しいもので出していましたので、明らさまに嫌な反応をされるのは非常に不愉快でした。2人の作業は、ベテラン風の方が大型家具等の梱包を行い、アルバイト風の方がトラック付近まで運ぶ、という流れでした。その間にも、ベテラン風の方の舌打ちが何度も聞こえてきました。
昼近くになると、「いったん飯にいってきます」とだけ言い残して、トラックで出ていきました。戻る時間を私が聞けば良かったですが、いつ戻るかわからないため、私は1時間半ほど部屋で待っていました。午後もベテラン風男性の舌打ちを聞きながら作業を眺めていましたが、もちろん気持ちの良いものではなく、悪いことをしているような気持ちにすらなりました。
引越し先への搬入日の指定ができないなど、色々と条件をのんで安く引っ越しはできましたが、高いお金を払ってでも、大手の業者に頼んでおけばこのような気持ちにはならずに済んだのになあと後悔しました。なお、搬出から搬入の間にソファのパーツの一部を紛失されました(これは数日後に倉庫で見つかり、届けてくれましたが)。
おことわり
この記事はあくまで個人の感想であり特定の業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。引っ越しをしたりお部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
スポンサーリンク