1社目の見積もり
関東で勤めていた会社を辞め、地元九州へ戻るための引っ越し業者を探していた時の話です。関東~九州と移動距離も長かった為、複数業者の見積もりをとるべく○○イ引越センターと日通に訪問の見積もりをお願いしました。
まずはじめに来たのは○○イ引越センターです。ベテランという感じの40代半男性の営業が、家に入って早々自分の荷物を置きながら、訪問見積もりのプレゼントだと言ってどかっと2kg入りの米を差し出してきました。そこからざっと家財を確認した後、すぐに値段の話に入ります。ここまでは、わずか5分くらいだったと思います。
そこからが長かったのです。まず、正規の値段だといくら、という金額を出されました。そして間髪入れず、ここからいくら値引きすればこの場で契約を決めてくれるのか、と質問されました。まだ見積もり一社目だったので戸惑いましたが、口ごもっていると営業マンの方から値段を提案してきます。
どこかでイエスを言わないと帰らない感じで、押しの一手の高圧的な営業トークでした。結果的に、ずかずかと話をされる嫌な感じと、早く帰ってほしいという気持ちに押されて、時間指定がない代わりに当初の提案価格から2万円ほど差し引くという条件でOKを出してしまったのです。話が終わった時、営業マンは1時間以上家に滞在していたと思います。
2社目の見積もり
そんな事情でサ○○引越センターにOKを出してしまった後ではあったのですが、既に予約をしていたので、一応数日後に日通にも見積もりをしてもらうことにしました。日通は、30代前半くらいの物腰柔らかな男性営業担当の訪問でした。
見積もり時のプレゼント等はありませんでしたが、サカイの時のような強い営業トークもなく、先に確定していたサカイと同額に下げ、さらに時間指定も可能にしてくれました。トータル滞在時間は30分程だったと思います。2社の見積もりを終えて、価格が一緒だったこと、営業の印象、時間指定ができることから、少しルール違反な感じはしましたが、私は○○イではなく日通と契約したいと思いました。ちょうど、地元の母が引っ越しの手伝いをしに来てくれるということで時間指定があったほうが助かるという事情もあったので、そのことを理由に○○イに契約キャンセルの電話を入れました。
1社目をキャンセルしたら嫌味言われた
すると、なんと訪問見積もりに来た営業から「二十歳も過ぎて、お母さんに引っ越し手伝ってもらう必要あるんですかぁ?」とすごく嫌味たらしい言い方をされたのです。確かに、契約すると言った後にキャンセルを入れた私が悪いのは承知していましたが、さすがにその言い方には腹が立ち、東京観光がてら母が手伝いに来てくれることを悪く言われる筋合いはないと強めの口調で伝えて、契約をキャンセルしました。
結果的には自分の依頼したいと思った業者に決めることができたので良かったのですが、営業担当とのやりとりで嫌な思いをしたという意味で、あの引っ越しは失敗だったと思います。私がこの一件から得た教訓は、複数見積もりをする際、業者には、見積もり当日に契約することはないと必ずハッキリ伝えることです。
○○イの営業担当の態度に嫌な感じを受けたのは事実ですが、見積もり1業者目として訪問に来た○○イが他業者を見せずに契約をとろうとするのも当然ですし、2業者目の日通は既に比較対象となる金額があることから、まずはそのラインまで値段を下げてくるというのも常套手段だったと思います。はじめから私が毅然とした態度で当日中の契約はしないと伝えていれば良かったと反省しました。
うp主から補足
宅配便事業や他の貨物事業もしているような企業ですと上記記事の2社目のような感じであくまで引っ越し専業だと1社目のような感じの営業が多いと感じるのはうp主だけでしょうか?なんかどこかの押し売りとか飛び込み営業にも似てる気がしないでもないです。なおこの記事はあくまで個人の感想であり特定の企業や業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。お部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
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