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一人暮らしをウン十年しているうp主が賃貸物件のいろいろなことを研究しています。

一人暮らし 体験談

年末にお金を下ろすのを忘れ地獄に

就職活動があるのでバイトで稼いでおく

当時、大学生だった私は、田舎から東京に上京し、念願の一人暮らしを満喫していました。家族が多く、一人部屋を持ったことのない私にとって、東京のアパートは私の小さなお城。親にお金を支払ってもらっていたので、親に感謝しつつ、自分一人の時間を満喫していました。東京には親戚はおらず、頼るような身内はいませんでしたが、友達もでき、順調な大学生活を送っていました。

ところが、そんな私をある出来事が襲いかかりました。それは、一人暮らしであったがゆえに、数日間、飢えに苦しむ羽目になったという話です。お金もしっかりと親に工面してもらっていて、その上、バイトもきっちりとこなし、十分なお金が手元にあるはずなのに、なぜ、私がお金に困り、飢えに苦しむ羽目になったのかを聞いて下さい。

当時の私は大学2年生でした。大学3年生になると、そろそろ就職活動に本腰を入れなくてはならず、バイトで集中して稼げるのは大学2年生まで。そこで、大学3年生になる前に、たくさん稼いでおこうと、実家に帰省せずにバイトに専念することにしていました。大学2年生の正月のときもそうでした。私は田舎に帰省せずに、東京でバイトを続け、正月を送ることにしました。

私は当時、ファミリーレストランでバイトをしていたのですが、正月も休まず営業していたため、正月中はずっとバイトを入れていました。年末くらいから人が混み始めるため、それに合わせて私のバイト時間も長くなりました。

私は一日中、バイトばかりを入れていたので、バイトのことばかりに気をとられ、他のことを疎かにしていたのだと思います。この正月に私は大失敗をすることとなります。

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バイトに気を取られてお金下ろすの忘れる

年末から正月にかけてバイトをしていると、次から次へと客足が途絶えず、常に忙しく働いていました。そのため、働いているときはただひたすらバイトのことばかりに気をとられていました。

ところが、元旦になった日の朝、ふと財布を覗くと、そこには千円札が全く入っていませんでした。普段、
財布にレシートやらカードやらを、ごちゃ混ぜに入れていたので気付きませんでしたが、千円札が入っていなかったのです。

小銭入れを覗くと、そこには500円玉が一枚、そして10円玉と1円玉が数枚入っているだけでした。「うっかり、お金を引き出すの忘れた」と思いました。しかし、今は正月。私の大学生時代は、銀行も元旦から3日までは取引していない時代だったので、お金をATMで引き出す事はできません。

仲の良い友達も田舎に帰省しているし、頼れるような親戚もいない。私はこの500円玉で正月の3日間を過ごさなくてはならなくなったのです。(ましてデビット機能がついたキャッシュカードで買い物とか出来るような時代でもなかった)

一瞬、焦りましたが、家にはお米があるので、ずっと塩おにぎりを食べていればよいかと気楽に考えていましたが、これが結構、地獄でした。500円玉は万が一に備え、使わないようにして、朝も夜も塩おにぎり。昼も、塩おにぎりを持参して食べていました。

しかし、私が働いているところはファミリーレストラン。肉汁のあふれたハンバーグを運んだり、注文を受けたパフェを作ったり、私が今、一番に欲する物が目の前にあるのに食べられない辛さといったらありませんでした。おにぎりを食べるといっても、さすがに毎回、塩おにぎりでは飽きます。精神的にかなり辛かったです。

正月が過ぎて、無事、銀行からお金を引き出すと、真っ先に牛丼屋に駆け込みました。どうしてもお肉が食べたかったのです。今までの人生の中で一番、美味しいご飯でした。

うp主から補足

現在でも正月はメンテナンスなどですべての取引が止まる金融機関もあります。この場合その金融機関のキャッシュカードがあっても他の銀行ATMでの取引もできなくなります。近年はシステム統合とか
改修とか金融機関同士の合併もあって不定期にすべての取引が止まる場合も多々あります。ですので最新の情報をご確認いただければと思います。

なおこの記事はあくまで個人の感想であり特定の個人や業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。お部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。

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