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小さな不動産屋での体験

個人経営の不動産屋でおとり物件

20代前半の頃に仕事の都合で初めて一人暮らしをするために住居を探していた時の事です。実家から30分ほど離れた宇都宮での生活のため近くの不動産会社を幾つか回っていました。その中で比較的安い物件を扱っている不動産会社が気になり話を聞いてみるために店舗へと向かいました。

有名な不動産会社ではなく街の小さな個人経営の不動産のため店舗は一般家庭のような造りでスタッフの対応も、おじさんだったのですが同じ地域の顔見知りに接するかのような良く言えばフレンドリー、悪く言えば雑な対応でした。

とは言え粗悪さは感じることはなく、話を聞いていると気のいいおじさんのようでこちらも変に気を張ることなく話すことが出来たので楽ではありました。しかし、いざ本題の物件の話になると話は別で希望の物件はどうやらおとり物件だったようで既に全てが契約済みとの事でした。こういったおとりを空き家のように掲載し、客を寄せ集める手段とする不動産会社はちょくちょくあるとの事は他の不動産会社から聞いていたのですが、まさか片田舎の小さな不動産会社でそれを体験するとは思ってもいませんでした。

案の定、他の似たような物件を勧められたのですが家賃はおとり物件のほぼ倍という物で話になりませんでした。早々に見切りをつけて帰ろうかと思いましたが他にも物件があるとの事で引き止められ、面倒ではありましたが話を聞く事に。すると高めの物件が駄目とわかったからなのか値段を落とした物を紹介してくれたのですが、これが手ごろな値段で部屋自体も築浅のセンスのいい物件で申し分の無い物でした。

ココは中小サラ金の審査?

これだけの好条件物件を渋って先に高い部屋を押し付けてくるところに疑問がありましたが、その部屋は是非とも契約したい内容だったのでお願いするとすぐさま審査に入りました。幾つかありきたりな質問をされ、収入や保証人の事などの確認をし後日連絡をするとの事でその日は帰宅することに。

それから3日後、不動産会社から連絡が来ました。しかし内容は再度審査があるとの事でまた会社に向かうことになりました。以前と同じおじさんが出迎えてくれて早速再審査・・というよりも日常会話のような内容で呆気に取られました。会社ではうまくやってるのか?好きな人はいるのか?等、当初から感じていましたが客としてではなく茶飲み友達に接するような対応であり、こちらのプライベートな部分にも平気で踏み込んでくる質問も幾つかされ困っていました。

再審査という名の世間話もついには恋愛のことにまで踏み込まれ、彼女の有無までは良かったのですが存在を伝えると彼女のことの詳細を求められた挙句、夜の方は~との事にまで発展したので途中で遮り物件も断り退出しました。何度も必要な事なのかと確認しましたが「契約前には必要な事」だの一点張りで話になりませんでした。

初めての一人暮らしのために訪れた初めての不動産会社での体験だったのでショックは大きかったですが、安易に決めようとした自分にも非はありました。良くも悪くも勉強にはなったので不動産会社を選ぶ際は事前にしっかりと調べて選ぶようにしています。個人経営の会社には要注意です。

おことわり

この記事はあくまで個人の感想であり特定の業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。お部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。

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