我が家の真似をしたがる裏の家
実家裏の家のことです。昔から実家裏の家は我が家の真似をするのが好きです。増改築をすれば増改築をし、屋根を塗り替えれば屋根を塗り替える。真似をしたくなる憧れの対象だと思えば特に気にしてはいませんでしたが困ることも多々おきます。
その一つが犬を飼うということです。昔から動物好きでうさぎや鳥や猫などを飼っていました。そして近所のかたからご縁があって犬をゆずってもらい飼い始めたころ裏の家も真似をするかと思いきや、真似されることなく月日は過ぎていました。1匹目が寿命でなくなって2匹目は事故でなくなり3匹目は登録すれば血統書付きのビーグル犬を譲ってもらったときのこと、ついに裏も真似をはじめました。
大型犬を飼ったことないのに
ボクサー犬を飼い始めたのです。今まで動物を飼ってきた形跡がないのにいきなりボクサー犬とはハードルあげたと思ったら、お世話ができなくなったらしくすぐにいなくなりました。そして2匹目に秋田犬を学校で躾し手にいれたようです。ところがもともと動物のお世話は好きではないらしく夜泣きをします。動物なので気にはなりませんでしたがとてもかわいそうだと思っていました。
そして散歩もままならず自宅に猛犬注意の貼り紙をして敷地内自由にさせていました。ところが裏のわが家の塀は秋田犬のように大型犬になると簡単に手をかけられます。1匹目の犬はひとなつっこく触ることができましたが2匹目は噂によると方々で人を噛んでいるらしく、それが原因で散歩の回数が減っていると聞きました。なので見守るだけの日々を送っていました。
ある日のことです。私が愛犬を散歩しているときに、うっかり手をすべらせてリードを落としてしまいました。その瞬間走り出ししばらくすると「キャーン」と愛犬の大きな声がしました。慌てて行くと散歩中の裏の犬に愛犬が噛まれて骨折していました。リードを手放した私も悪いのですが相手のほうが大きい犬のため裏の家の人が慌てて病院に連れて行ってくれました。結局骨は曲がったまま生涯を終えましたが・・・。
問題の犬に噛まれる
それから数か月後、今度は祖母から電話が入り救急車で運ばれたとのこと。慌てて行くと裏の犬が突然襲い掛かって祖母の手を噛んだといいます。これにはぶちきれて「管理をしきれないのに自分の能力以上の犬を飼わないで!」と当時15歳ぐらいでしたが裏の夫婦に文句を言いました。
裏の夫婦はお詫びにと職業であるトラック運転手の荷台から出してきたっぽい冷凍の小包を差し出し「ごめんごめん」といいました。犬に愛情を注いで責任もって飼うことができない人間は礼節というのも知らないのだと思いました。なのでそれに対し「いい大人の謝り方ではないです。帰りやがれ!」と追い出したことがあります。我が家の真似をして家の手入れをしたりするのはいいのですが元来動物好きでなく飼ったこともないのにいきなり大型犬を飼い管理しきれずトラブルを起こし何匹も保健所送りにするお粗末な結果になってしまう裏のご夫婦に大変迷惑しております。
おことわり
この記事はあくまで個人の感想であり特定の個人などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。マイホームの購入やお部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
スポンサーリンク