※これらは意外に見落としがちな所なのでまとめて記載しました。なお初掲載から年数が経過しているので一部加筆修正しています。
☆TV映る?
(TVを見ないという方は読み飛ばしてください。)
テレビのジャック(差し込み口)には何種類かあります。 大半の物件はプラグを差し込めばOKですがまれに古い物件の場合、差し込み式でないものがあります。この場合は変換アダプターが必要になります。家電量販店や電気店で数百円~で購入できます。念の為確認してください。 もし入居後に正常に接続しても映らない場合は建物の設備に関わる事ですので管理会社、家主または担当不動産店に伝えてください。
衛星放送等を見たいと考えているお客様への注意点です。スカパーのアンテナの設置をする場所は、晴天時の午後1時~2時に太陽が見渡せる場所が目安と言われています。方角は南南西が目安です。アンテナの設置場所が建物の外壁しかない場合は、一度家主さんに相談しましょう。外壁に無断で取り付けると契約違反(トラブル)になることもあるので注意してください。もっとも物件によりますがケーブルテレビ契約やネットの光回線の付帯サービスで見られる場合もありますのでその場合は前述のアンテナの心配はいらない事になります。
☆ケータイやスマホ使える?
不動産屋のほうも(下手をすると家主や管理人も)確認していない事が多いので一度ご自分の(または会社支給の)ケータイまたはスマホで正常に通話や通信が出来るかを確認してください。外では電波が届いてもお部屋の中に入ると届かないというケースは意外に多いようです。入居後に初めて気づいて引っ越しせざるを得ないというケースもあるようです。かといって固定電話を引くのも出費がかさみますし。。。(特にうp主のようなおひとりさまの場合は)
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☆ネットできる?
インターネット対応マンションとは、建物全体に(家主などが)ネット回線を引き込みして、使用料金が(戸建てに比べて少々)安くなるものを言います。ケーブルテレビ経由で使うパターンや、光回線接続で1つの回線を入居者でシェアするという形態が多いかと思います。稀にCATV会社によってはネット接続を扱っていないところがあり、ケーブルテレビが入っていれば、そのまま接続が出来るというのは間違いです。
まさかこのページをご覧の方ではおられないとは思いますが、ネット接続が無料という事は基本的にはありません。原則として別契約です。近年はインターネットの普及に伴いネット接続料金込みというのもちらほら出ては来ているようですが後述の理由により通信速度が極端に遅い場合や加入条件などもあるようですのでよくよく確認する事をおススメします。接続が可能かどうか必ず確認しましょう。あ、うっとおしいネット契約の勧誘にはくれぐれもご注意ください。 うp主の部屋なんか契約済みにも係わらず来るのでインターホンで「ゴルァ!」と追い返しました。。。
もう1つ注意する事は『 インターネット対応マンション 』という表示そのものが、間違っている場合があり、これは致命的です。
以下に例を示します。
お客様「ネットしたいんだけど、どうやって接続するんですか?」
営業マン「電話回線で、ADSLとかを契約してください」
お客様「えーっ!? それ対応してるって言わないんじゃね???」
営業マン「・・・・・・それは・・・・・・」(無言になる)
いまどきこういう物件も少ないとは思いますが、こういう場合はどうしようも無いです。不動産屋を責めても仕方ありません。営業マンも、家主さんから「インターネット対応マンションだよ」と言われれば、基本的には確認することなく、そのまま入居者の募集をしてしまいます。
そもそもネット回線接続が出来ないというのであればWimaxや携帯電話会社各社から出ているデータカードやモバイルWi-fiルータを使う方法、さらにはスマートフォンのデザリング機能(ただし通信容量にはご注意を。。。)もあります。つなぐパソコンが1台だけならこちらの方が安いかもしれません。モバイルWi-fiルータやスマートフォンのデザリング機能であれば複数台の接続が可能です。なお1つの回線を各端末で共有しますのでつなぐ台数が多くなれば必然的に各機器の通信速度は遅くなります。(モバイルだけでなく通常のネット回線にもいえますが)この場合でもエリア確認(大都市圏では問題はないと思いますが)や出来れば契約前に実機でも通信できるか確認しましょう。上記の「ケータイやスマホ使える?」と同じで屋外では電波が届いても物件内(室内)に入ると届かない場合もあります。
あとネットで注意が必要なものとして月当りまたは1日あたりのの通信量がどのくらいになるかは把握したほうがいいです。常時接続で容量無制限なら問題はないですがモバイルWi-fiルータやデータカードの場合特定の利用者に偏らないよう通信制限をかけている場合が大半だからです。(月7GBとか1日で何GB以上通信すると速度規制がかかる:下手をすると通信が成り立たないくらいの速度にまで落とされるケースもあるようです)
通信量の多さによっては選択肢が限られることもあります。またFXトレードやオンラインゲーム用途だと回線の質も重要になりますのでモバイルルーターでは不安と言うケースもあるようです。
インターネット無料物件の罠
上記でインターネット対応物件について記しましたが、メールや軽いWEBを見る程度ならまだいいですがYouTubeやニコニコ動画や各種有料動画をよく見る方やオンラインゲームをされるような方は特に注意が必要です。理由はインターネット回線が引いてある共同住宅の場合、元の回線は1本だけで物件の片隅に大きめの終端装置があってそこから各部屋にネット回線を送る方法がほとんどだからです。
戸建ての契約とは異なり料金が安いのもそのためです(笑)1棟の共同住宅に何部屋あるのかにもよりますが当然多ければそれに比例して回線速度は遅くなります。ひどいと2昔前くらいの速度しか出ないとか。(1Mbpsも無いケースもちらほら・・・)
インターネット無料物件にもさらに細かく種類があって回線料金は無料でプロバイダは別途契約するもの、プロバイダまでもが無料の物件も存在します。これは事実上入居者に選択の余地がない(選べない)ことを意味します。
プロバイダによっては回線の混雑を回避するオプションがあったりするので、それを別途申し込めば多少でも速度の改善を図ることが出来ます。または家主の許可を貰って個別に戸建て価格で回線を引くことが出来ればかなりの改善は見込めると思います。(大手賃貸業者ではまず不可と思われます。家主によるとしかココでは言えませんが個人家主の場合この辺も融通を効かせてくれる可能性はあります)
おことわり:なおこの記事はあくまで個人の感想であり特定の業者や団体、個人などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
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