LED電球が切れる?
白熱電球(昔からあるいわゆる「電球」)に比べて長持ちするといわれるLED電球なんですがなんと使用途中で突然点灯しなくなるというトラブルになりました。トイレの電球として使っていたのですが突然暗くなり(しかも夜に用をたしているときに)非常に困ってしまいました。
調べてみるとLED電球ってソケットに近い部分がメチャ熱くて素手で触るとやけどしそうなくらいに熱くなっています。こういう場合、電球内部に保護回路があって自動的に消灯するようになっているそうです。または部品が熱で焼けてまったく点灯しなくなる事もあります。
そもそもLED電球の光る部分は確かに長持ちするのですが光る部分だけでは電球としての役目をなさないので点灯するための回路が組み込まれています。その回路がかなり発熱するようでメーカー側も放熱できるよう設計しているはずなのですがいわゆる「安物」の電球ですと放熱機構が不十分、または簡易的な造りになっていてそのせいで本来長持ちするはずの電球がひどいと白熱電球よりも短い点灯時間で点かなくなって使い物にならなくなるという事態が起きているようです。
特に大陸製でこの問題が顕著のようです。メーカー品でも大陸性のものが多いのですが・・・メーカー品であれば40000時間(あくまで素子の寿命で1日10時間くらいの点灯でなおかつ熱がこもらない場所に設置の場合だと思います)使えて上記に記した発熱などが原因で短期間で付かなくなったトラブルに対応して5年間保証をつけているものも多いです。結局ホームセンターで買ったジェネリック品から家電量販店でメーカー品を買いました。(少し値段は張るが)
電球型蛍光灯
LED電球が普及する前に開発されたもので簡単にいうと蛍光灯の機能を電球サイズにしたものです。寿命は一般的な蛍光灯とあまり変わらないようですが(勿論機種や製品によります)同じ光量であれば消費電力は少なく省エネ意識の高まりもあってこちらも売れているようです。
ただしこのタイプの場合、点灯してから明るくなるまでに時間がかかるというのが欠点で寒い場所や時期の場合ですとさらに明るくなるまでに時間がかかります。(これは通常の蛍光灯でも起きます、周囲の温度が10度を下回ると特に点灯時に暗いです。10分くらい点灯していれば明るくはなるのですが・・・対策としては長時間使用しないときを除いて点けっぱなしにするか暖房するかになってしまいます。電気代や燃料費の事を考えると冬で寒い場所に設置の蛍光灯はつけたままがいいという事にもなります)
販売価格は一般に、同じ明るさ&機能であればLED>電球型蛍光灯>白熱電球となります。消費電力は上記の反対です。なので費用対効果とかそもそもLED電球や電球型蛍光灯が使えない器具もありますのでご購入の際は注意が必要です。
白熱電球
注釈:上の写真は学習用の電球のため少し青みががった色です。(点灯すると一般の電球より白色が若干多くなります)ごく一般的な電球は白い色をしています。用途に応じて透明なもの、特殊用途のものなどいろいろあります。
国の政策でいまや国内での生産が終了していますが(勿論外国産ですが現在でも販売はされています)白熱電球にもメリットがあってなんといっても安価で手に入る(写真のものは電気スタンド向けで少しお高めにはなっていますが)ちらつきがないので目が疲れにくい、短い時間しか使わないような場所ですとコストパフォーマンスに優れている、などがあげられます。細かな作業を長い時間される方ですと蛍光灯やLED電球のちらつきが(最近ちらつきをおさえたものもあるようですが)目に負担がかかるようで昔ながらの電球がいいと言う方もおられます。
おことわり
この記事はあくまで個人の執筆者の感想であり特定の製品を推奨したり貶めたりする意図はございません。ご購入の際は各自の判断で行っていただきますようお願い申し上げます。
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