学校よりバイトのほうが楽しい
10年ほど前の話です。私は高校を卒業して専門学校に入学しました。その専門学校が家から遠いため一人暮らしをすることになりました。初めて親元を離れて一人で暮らすということで、ドキドキという感情よりもワクワクという感情がありました。
なんでも自由にできる、誰にも生活の邪魔をされないという夢のような時間が過ごせると思っていました。しかし私は一人暮らしをしたことで堕落した生活に陥りました。まず学校に毎日のように遅刻していました。
ほぼ一時間目には間に合わない状態でした。誰にも邪魔をされないため夜更かしをしてしまい朝起きれなくなってしまったのです。そしてだんだんと学校に通うことも面倒になりました。
私は専門学校の紹介でアルバイトをしていました。そこでの仕事がとても楽しくて、また勉強にもなりました。そうしているうちに学校での勉強よりもアルバイトの時間の方が楽しく、やりがいを感じてしまいました。
1年目はほとんど行かず補習へ
学校にはほとんどいかなくなりました。しかしそこで問題になったのが単位です。単位が足りないので進級が難しくなりました。そこで私は補習講座を受けることになりました。親には申し訳なかったなと思っています。当たり前ですがその補習代金はアルバイト代から自分で出しました。
そして2年目からは学校に単位が間に合うくらいは行くようになりました。しかし一人暮らしの失敗はそれだけではありません。最大の失敗それは食事の面です。
高校までは親がご飯を作ってくれていました。私も一人暮らししたら栄養バランスのとれらものを作って食べようと思っていました。しかし自分が住んでいたような場所とは違い、一人暮らしをした場所には食べ物屋さんが所狭しとありました。
外食にもはまる
今日は何を食べようかと外食にのめりこんでしまいました。毎日のようにスタバや吉野家に通っていました。お金はどんどんなくなりアルバイト代で稼いだお金のほとんどが食費に消えて行きました。それと同時に外食ばかりしていたので体重がみるみる増えて行きました。
その頃の体重が人生で一番重い体重でした。妊娠後期の体重よりも太っていたため、今考えるとかなり太っていたんだなと思います。お金なくなるし体重は増えるしで悪循環に陥りました。結局専門学校を卒業して就職したのですが、就職先に馴染めずに3ヶ月でやめてしまいました。貯金もなくこれからどうしようかと考えて私は実家に帰ることにしました。私の一人暮らしにいい思い出など一つもありません。
おことわり
この記事はあくまで個人の感想であり特定の個人や業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。お部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
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