何でも屋に依頼
比較的近隣での引っ越しだったので、顔見知りの何でも屋さんに引っ越しの手伝いを頼むことにしましたがこれが結果的に、大失敗でした。まず、見積もりがないのです。「友達だから」「顔見知りだから」「お得意さんだから」この言葉ではぐらかされ、当日を迎えてしまいました。
きちんとお金を払いたい旨を、伝えていたにも関わらずです。今思えば、その時にやめれば良かったのですが結婚して初めての引っ越しだったこともあり、人の好意というのは、こういう風に示されることもあるのかな?と思うくらいで、特に危機を感じなかったのです。本当に自分も夫も馬鹿だったなと思います。
まず、当日になって、小さな軽トラ1台で、手伝いの人すら誰もいない状態でやってきました。ちなみにその(自称)何でも屋さんは、かなりお年を召していて(70代くらい)、大丈夫かな、と思ったのですが力仕事は得意だ、と言っていました。
引っ越しですので、運ぶものと言えば冷蔵庫、洗濯機、ベッド、タンス、ダイニングテーブルのような大物がたくさんあり結局、夫と、夫の友達がほとんど運んでいました。その(自称)何でも屋さんは、終始指示をするだけでした。それだけでも、意味がなかったと思います。
その上、エアコンを外すのには料金がかかる、とその日になって言ってきました。事前に言っておいてもらえれば、いろいろとお得な店やサービスを探して外しておいたのに、引っ越し当日にいきなり言われても、成す術がありませんでした。そして、短い距離とはいえ、何度も何度も往復することになりかなり手間もかかりました。請け負うと言っているのに、あまりにも準備をしていない印象でした。そして、道中は日頃の生活の愚痴ばかり聞かされました。ふと、自分たちの引っ越しで大変忙しい日に、自分は一体何をやっているんだろう?と思ってしまいました。
タダでするといいつつカネを請求
それでも、無事に引っ越しが済めばそれで良い、と思っていたのですが、本当の問題はこの後に起こりました。その日、数人の友達や自分の親が来てくれていたのですが何と、親が来ているのを目にして、私のいないところで、その何でも屋は嘘八百を吐き、私の親からお金をせしめたのです。実は、そのことは後になって父から聞きました。
「友達だからタダでやってくれって言われたんだけど、こっちも商売だからねぇ・・・」等と、こちらが言ってもいないことを言い、お金を払わせて頭を下げさせたのです。すぐに親には謝り、もちろんお金を払いました。しかし、嫌な気分は残るものですし、あの引っ越しは一体何だったのだろうと、今でも思います。
同じお金を払うなら、きちんと見積もって、信頼できる業者さんにしていただくのが一番良かったです。次回、引っ越しをする際は、絶対にそうするつもりです。もちろんその(自称)何でも屋とは縁を切りました。自分たちの馬鹿さ加減にも呆れましたが、世の中には善意がありそうに見えて、全然そうではない人もいることを知りました。金銭的にも心理的にも高い勉強代でしたが、これからは気を付けて人付き合いをしたいと思います。
おことわり
人の善意にかこつけてカネをせしめるってどっかの○○○○ではないですが・・・この記事はあくまで個人の感想であり特定の業種や業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。お部屋を借りるというのは決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
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