部屋探すのめんどくさくて母親に丸投げ
私は去年結婚をし現在は夫と2人で暮らしていますが、独身時代の一人暮らし期間は12年に及びました。その中で3回引っ越しをしておりますが最も失敗だった家探しを紹介します。それは大学入学時の春です。大学受験は指定校推薦だった為他の人より合格通知を早く頂くことができ、その為家探しにも時間に余裕がありました。
合格発表があってすぐにインターネットで物件情報を調べ、現地に母と不動産屋巡りに赴きましたが実際は物件の豊富な時期ではなくいくら探しても自分の条件に合う物件を見つけることはできませんでした。もちろん予算を上げれば良い物件は見つかりました。しかし、大学生で仕送りをもらって生活する以上家賃はなるべく低く抑えたい。そこは譲れませんでした。
しかし駅近、風呂トイレ別、築浅、2階以上など、条件をあげればキリがなく、初めての家探しは現実を突き付けられ、途方に暮れるところからスタートしました。結局その日は大量の資料を持ち帰り、不動産屋には良い物件が出たら連絡をしてもらう様お願いをしました。何度も連絡をもらい物件の資料が届きましたが、中々見つからないストレスでやけくそになり、母に「決めてくれていいよ」と一切を委ねてしまったのですが。
後日母が選んできた物件は、中々良い物件でした。駅から少し遠いというのと、ユニットバスというところは条件から外れましたが写真を見る限り綺麗で割と広く、南向き。家賃の割には素晴らしい物件だと思い不動産屋に即連絡を入れました。すると、まだ入居されていないので内覧はできないのですが押さえておきますかと。家探しに疲れ果てていた私は、もう内覧しなくても良いやと。そこで決めることにしました。
後日母が不動産屋で契約を交わし、無事引っ越しの日を迎えました。実際中を見たのはその日が初めてです。この時点で初めて写真とはなんだか雰囲気が違う・・・と少し違和感を覚えました。
なんか違う
結論から言うと、写真は新しい時のもの。築年数も偽っていたかと思います。また、南向きというのも嘘でした。完全なる北向きの部屋で、冬は結露がひどく窓際の床は痛んでいました。また、ベランダは人1人出れるくらいのスペースしかなく、最上階でしたがベランダに屋根はありませんでした。
そこが一番問題でした。1年くらい経ったある日、豪雨が続いたのですが家に帰ると部屋が浸水していました。最上階なのに、浸水です。床に置いていたものは全て水浸しです。
建築士の父親にみてもらう
後日に親が立ち会いのもと、不動産屋に来てもらいました。父親が建築士な為よく調べて問い正してもらうと、やはりベランダに屋根がないのは設計ミスで、ベランダの排水も悪い為溢れやすいのをお伝えしていませんでした。と謝罪をされました。また、南向きと偽ったことなども含め、後日実家に菓子折りをもって謝りに来ました。
私自身、当時は家探しに関してはかなり無知でありしっかりと知識をつけなかったことが失敗の原因でした。不動産屋も名の知れないところは特に注意をする必要があり、かつ契約をする前になるべく内覧することをおすすめします。その後も2回家探しをしましたが、その時の失敗を活かすことができ現在は満足いく物件に暮らせています。
おことわり
この記事はあくまで個人の感想であり特定の業者などを批判するものではありません。また状況が変わっている可能性もあります。決して安い買い物ではありませんので最終的な判断はお客様の責任で行っていただきますようお願いします。
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