なんか駅からの所要時間がちがう?
不動産業界において明確な規定がありまして、『 徒歩による所要時間は、道路距離80mにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示すること。この場合において、1分未満の端数が生じたときは1分として計算すること 』というルールがあるのですが、勿論実際に測ってるわけではありません。(よほど几帳面な業者でないかぎりは、、、というか少なくともうp主はそんな業者を見たことはありません。。。)
実際歩かれると分かると思いますが健脚な方が歩いてもかなりの速足になると思います。高齢者の方や障がいをお持ちの方はまずこの時間はあてにならないと考えていいでしょう。ひどい物件広告だと坂道や信号無視、はたまたよそ様の土地を歩かないと着かないといったケースもちらほら見かけます。
インターネットのせい?
首都圏をはじめとした都市部において部屋探しをするほとんどの方が、徒歩10分以内で探します。それ以上歩いてもいいという方は少数派で、15分以上の物件に興味を持つ方はほとんどいませんので15~20分程度の物件は、ほぼ一律徒歩15分表示にしてしまいます。
近年はインターネットで情報を集めるのが一般的になっているので、ネットの検索条件に引っかかるようにするためにそうするのだとか。さらに10~13分程度の物件は、1番興味を持ってもらえるように徒歩10分表示にします。これもネットでの検索を意識しての事らしいです。
徒歩10分と書かれていたら『だいたい10分程度 』と読み直しましょう。実際に地図を見て、自分の足で歩いて確認して下さい。 駅からの所要時間を知る事は勿論ですが、物件周辺の環境を知る機会にもなるかと思います。
大都市じゃない地方では?
一方、大都市の郊外や地方だと駅から徒歩30分とか50分とか普通に書いていたりします。(!)こういう物件は鉄道利用よりマイカー利用を主眼に置いているので(簡単にいえばクルマが無いと生活できない、クルマ所有が前提で考えられている)賃料に駐車場代が込みの物件も珍しい事ではありません。別であっても数千円といったところでしょうか。首都圏などの大都市ではまず考えられませんが。。。
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